ハリアー 故障

 このエントリーをはてなブックマークに追加 

ハリアーのよくある故障、不具合と修理費用

ドアロックの不調

先代ハリアーでよく聞くトラブルにドアロックの不調があります。

 

この車は車速感応式集中ドアロックになっており、ある程度スピードが上がるとすべてのドアのロックが自動的に作動するようになっているのですが、走行距離が進んでいくとドアロックの部が完全に下がりきらず中途半端な位置で止まってしまうのです。

 

しかし、自動的に閉まる仕組みなっているため、更に自動ロック機構が働き、走っている間ずっと、カッコンカッコン言い続けるのです。
こうなってしまうのはドアロックを起動させているドアロックアクチュエーターの電磁石の力が弱くなっているせいで、直すにはドアロックアクチュエーターの交換をしなければなりません。

 

新品で一か所2万円ぐらい、それが4カ所で8万円ぐらいと結構な値段になります。

 

ドアロック機構のリンクの調整もありますので、工賃もそれなりにかかってしまうのでしょう。
耐久性が劣ることによって起こったトラブルですので中古品はあまりお勧めできませんが、リビルト品などであれば、1つ1万円以下で手に入れることができます。

ブッシュのへたり・異音

先代モデルのハリアーでは走行距離が進んだり、年式が古くなってくるとよく発生するトラブルがあります。
それが足回りからのギコギコ音です。

 

古いソファーなどに座った時にスプリングがキコキコいうような音に似ていますが、ハリアーの場合はスプリングではなくサスペンションアームなどのリンク類につけられているゴムブッシュがこの音の発生源です。
特に乗り始めに多く聞こえるようですが、どちらにしてもゴムブッシュのへたりからくる音と思ってください。

 

乗り始めによく聞こえるのはゴムブッシュが冷えて硬くなっているからでしょう。
この音をなくすにはゴムブッシュを交換することになります。

 

ゴムブッシュといっても1つではなく、1つにホイールにつき6カ所以上、厳密に行えば10カ所以上の交換が必要になってくるので費用としては5万円以上かかることもあります。

燃料フィルターに注意

初代モデルや2代目モデルあたりになるとそろそろ燃料フィルターも汚れてくるはずです。
この汚れが進んでくるとエンジンへの燃料供給がままならなくなり、エンジンの調子を落とすこともあります。

 

特に大気の変化のある山道の様な、急こう配の坂道を上ったり下ったりするときなどにこのつまりによって息継ぎみたいな状態になることもあり、できればまめに交換しておきたいものです。
燃料フィルターは手軽に交換することができ、部品代も純正でも5000円以下、社外品ですと3000円ぐらいで手に入るので、こういった症状が出た場合はすぐに交換しておきましょう。

 

サンルーフからの雨漏り

高級クロスオーバーSUVとして人気のハリアー、他のどの自動車メーカーが発売する高級クロスオーバーSUVと比べてもインテリアなどに限って言えば、格上のものを持っているのですが、そういった車としては絶対にあってはならないという部分にハリアーは不具合を抱えています。

 

それがサンルーフからの雨漏り・・・ヨーロッパの輸入車じゃあるまいし、いまさらサンルーフからの雨漏りなど高級車がきいてあきれます。
経年劣化が原因といわれていますが、年式が新しいものでもあるようなので、ルーフの変形から起こるものと推測されます。

 

そうなってくると根本的な修理は難しくなるのですが、とりあえずはサンルーフ周りのゴムパッキンを新しいものに交換すれば落ち着くようです。
部品自体が単なるゴムですので新品部品でも1万円以下の部品代ですむようです。

サービスキャンペーンがあってもダメ

ハリアーには電動パワーステアリングがらみのサービスキャンペーンとしてステアリングギヤボックスを交換するというものがあります。

 

サービスキャンペーンになるぐらいですからそれだけトラブル発生件数が多いのでしょうが、実はそれ以外にも意外と多いステアリング系のトラブルもあるようです。
それは走行中のステアリングのブレ、タイヤも正常、アライメントも正常、サービスキャンペーンを受けてから発生することが多いらしく、再度ステアリングのギヤボックスを交換しても直らないようです。

 

それもそのはずです、こうなる原因はステアリングギヤボックスではなく、それを制御する電動パワーステアリング用のコンピューターが故障しているからなのです。
修理はこのコンピューターを新品の交換するだけですが、これはサービスキャンペーンとは全く関係ない部分ですので5万円以上の修理費用が必要となるようです。

純正カーナビの不具合

どうやらハリアーに採用されている純正カーナビは不具合が多いようです。

 

サービスキャンペーンでも何回かカーナビがらみのものがあるようですが、この症状は含まれていないようです。

 

その症状というのは走っている時にいきなり爆発音の様な音が聞こえて、それ以降はいっさい音が鳴らなくなったとか、ディスプレイ表示がいきなり消えてしまったりとか、何もしていないのに電源が切れたり入ったりするとかいろいろあるようなのです。
対処方法としてはカーナビ自体の交換を行います。

 

交換をすればそういったことがなくなるようですので、カーナビ自体の生産ロットによって品質にばらつきがあるようです。

 

保証期間内であれば、もちろん無償で交換できますが、それ以降では15万円以上の出費は避けられないでしょう。
むしろ社外品に付け替えた方が安心かもしれません。

 

オルタネーターの故障・不具合

 

実際にあなたが車を売る際の参考にしていただけると幸いです↓↓
page top