残価設定 途中売却 

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残価設定ローン返済途中の車でも売ることは可能。

・残価設定ローンで購入したけど、最終回支払いの前(返却前)に途中で買い替えしたい・・・
・転勤、引っ越しで車が不必要となったので残価設定ローン途中だけど売却したい。
・毎月のローンが払えなくなったので途中で売却したい・・・
・そもそも残価設定ローン途中の車って売れるの?

近年、利用者が増えている残価設定型ローン(いわゆる残クレ)。利用者の増加と共に、「途中で売却・買い換えしたい」または「途中で一括返済したい」というニーズも増えているようです。

 

結論から言うと、残価設定ローン中の車でも売ることは出来ます。

 

ただし、ローンが残っている場合、必ず所有権は「ローン会社」になっているはずですから、勝手に売却することは出来ません。
この所有権を解除して、残価設定ローンから抜け出すには1つしか方法がありません。

 

今の乗っている残価設定ローン中の車を「買取店」に売って残債(ローン残り)と残価をすべて一括で払う!!

 

これで、晴れて車の名義が自分になりますので、残価設定ローンの呪縛から逃れられます。

 

そもそも、残価設定ローンといっても、通常のカーローンと同じですので、ローンを清算(残積+残価)できれば手放すことは可能なのです。
⇒残価設定中の車を高く売るならコチラ

 

※各ローン会社によって対応が違う場合があるので購入時の担当者に問い合わせすることをおススメします。
※例として「トヨタ自動車」では残価設定ローン途中であっても、「一括繰上げ返済」は可能とあります。⇒自動車の残価設定型プランQ&A

そもそも残価設定ローンとは?

 

そもそも残価設定ローンとはどういうものなのか、おさらいしておきます。

 

残価設定ローンとは、端的にいうと
通常のローンと異なり、契約の時、3〜5年後に支払う分を残して購入するローンの事
です。

1997年より導入された商品であり、割賦対象の車両価格等から一定額を据置き(残存価格=残価)、それを除いた金額を月々均等で弁済し、最終支払時に残価を支払うか、残価について再度割賦契約を組むことにより乗り換えるか、残価を支払わないで車両を返却するかを選択できる。

 

残価設定型商品共通の特徴として、顧客にとっては通常の均等払いよりも月あたりの支払額が少なく済むため比較的高額な車の購入がしやすくなるというメリットがある。一方で車両の返却や残価の自己資金での返済を前提としない場合は、均等分割払い型と比べて手数料率が高いため総支払額が高くつくというデメリットがある。

引用:wikipedia

 

 

残価設定ローン途中解約による「違約金」はないの?

残価設定ローンの場合、最初の契約で「分割支払い年数や残価」を決めてそれに沿ってローンを支払っていきます。

 

途中で売却・買い替えすることはその契約内容に背く行為で、違約金がかかるのでは?と思う方も少なくありません。

 

例えば、携帯電話・スマホなどは2年縛りで分割で購入した場合、途中でそれを破って他社に乗り換えたりすると違約金が発生するケースがよくあります。

 

しかし、車の残価設定ローンの場合は”違約金は基本的に発生しません。”

 

ですから途中で買い換えたい場合は、残積と残価をすべて支払えば販売店は文句なく所有権解除してくれます。

実際に「違約金について」世界のトヨタに聞いてみた。

本当に違約金は発生しないのか、試しにトヨタの公式HP上で残価設定ローン途中解除による違約金(割賦解除)について調べてみました。

 

しかし、それについてHP上では一切触れてられていなかったのでメールでさんに管理人自ら問い合わせてみました。

 

そしたら、こんな返信が返ってきました↓↓
(返信はおよそ10分!土曜なのにこの対応はさすが世界のトヨタ!神対応です。)

〇〇 〇 様

 

日頃は、〇〇をご愛用いただき、厚くお礼申し上げます。
トヨタ自動車 お客様相談センター メール担当の〇〇と申します。

 

〇〇様からお問合せいただきました
残価設定型プランのお支払い期間中に、お乗り換えする場合
違約金などが発生するかにつきまして、ご回答を申し上げます。

 

残価設定型プランのお支払い期間中に、お乗り換えいただくことは
可能ですが、その場合に、違約金などが発生するかなどについては
あいにく私ども相談センターからは、ご案内できかねます。
なぜかと申しますと、お支払い期間の途中に、お乗り換えする場合
各販売店によって、条件が異なるためでございます。

 

お手数をおかけいたしますが、残価設定型プランのお支払い期間中に
お乗り換えする場合の条件など詳細は、お車をご購入された販売店に
直接ご確認いただけますでしょうか。

 

せっかくのお問合せにもかかわらず、ご面倒をおかけしてしまい
誠に申し訳ございません。

要するに”販売店によって条件はバラバラ”なので購入した販売店に問い合わせみてください!ということらしいです。

 

ですから、実際に買い替えを考えているなら販売店の担当者等に問い合わせしてみるか、契約時の約款を見て確認してみるのが間違いないと思います。

最大のポイントは「どれだけ高く売るか」

残価設定ローンの車でも売れるのは分かっていただけたかと思いますが、ここであなたが心配しているのは、「買取店に売ってすべての残債、残価を支払うことが出来るのか?」ですよね?

 

これは車種の年式や、残債の額によって現実的にすべてを買取額で賄えるとは限りません。
その場合、自己資金から持ち出し(追い金)が発生することもあるので、少しでも今の車を高く売らなければいけません。

 

ではいかにして、”残価設定途中の車を高く売るのか?”
※⇒少しでも高く車を売る方法はコチラ

 

高値売却の最大のポイントは、どの買取店に査定に出すかすべてが決まってしまいます。
ですが、間違っても一社だけの査定で諦めるなんてことはしないで下さい。

 

必ずといっていいほど、会社によって査定額が変わってきますし、人気車であれば各社が競合して思ってもみなかった買取額になるかもしれません。
ですから、残価設定途中の車こそ「1社だけでなく複数の買取店に査定」に出しましょう。

 

ちなみに、自分で買取店を回って車の距離数伸ばして価値を下げるよりも「一括査定」を利用すれば自宅まで出張査定してくれるので、楽に複数の会社の査定をしてもらえます。
⇒無料一括査定はコチラ
※査定を依頼する際は必ず「残価設定途中」ということを買取店側に告げましょう。

 

実際にあなたが車を売る際の参考にしていただけると幸いです↓↓
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