初めてでも安心!車を売る際の手続きと流れを教えます!
●車を売りたいけど、どんな流れで売却まで行うの?
●車を売るときの手続きには何があるの?
●車を売りたいけど、何から始めればいいかさっぱりわからない!!
車をスムーズに売却するためには、あなたの環境に合った売却方法を選択する事が重要なポイントとなります。
下取りと買取の2パターンの手続きの流れを紹介します。
※乗り換えせず売却のみの場合は基本的に買取を選択しましょう。
※⇒下取りと買取の違いがよくわからない方はコチラ
〜目次〜
@まずは車の売却方法を決定する
A売却先を決める
B査定を受ける
C売却の契約を結ぶ
※車を売る際に必要な書類の準備
D車両引き渡しと売却金の受け渡し
※売却完了するまで時間はどのくらいかかる?
E車を売る時の流れのまとめと注意点
@まずは車の売却方法を決定する
●下取り
下取りを選択した場合、車を乗り換える際にディーラーに今乗っている車を買い取ってもらいます。
下取りのメリットは、スムーズに売却を完結させられる点にあります。
ディーラーに任せておけば、車の売却から納車までスムーズに終えるこが可能です。また、会社として信用力が高い分、安心して任せることができるでしょう。
デメリットは、基本的に買取価格が低くなってしまう点です。ディーラーの下取りは、買い取り専門店などと比較すると買取価格が低くなる傾向があります。
売却価格よりも手間がかからないことを優先するならば、下取りが適しているといえます。
●買取
買取店は大量に買取をすることでオークションコストの削減をするなど、販売店にはないノウハウを持っています。
そのため、ディーラーで下取りを行うよりも高額査定が付く可能性が高いです。
また、最近では一括査定サービスが普及しているため、買取店同士の競合の発生により買取査定額が高くなる可能性もあります。
ですがその反面、下取りと比較すると査定から交渉、売却完了までに手間を要してしまうデメリットもあります。
また、複数社の見積もりを取る場合は、そのたびに査定や交渉が必要です。
査定額を重視するならば、買取りが適しています。
※買い替えの方でももちろん利用可。売る場所と買う場所が別々になってしまいますが、その分高く売れる可能性あり。
買取店でも次の車を探してくれる場合が多く、売却から買い替えまで買取店で一貫して行うことが可能。
A売却先を決める
●下取り
・新車を購入する場合
⇒やホンダなどのメーカーディーラー
・中古車を購入する場合
⇒中古車販売店を探す。
・一般社団法人 日本中古自動車販売協会連合会に加盟する中古車販売店を検索
・中古車情報サイト「GOO」で探す
・中古車情報サイト「カーセンサー」で探す
●買取
・買取店を探す
@ネット一括査定で探す。
●一括査定サイト一覧
・ズバット車買取
・かんたん車査定ガイド
・カーセンサー
A車買取店を近隣から探す
(※検索欄に「車買取 貴方がお住まいの地名」を入れると近隣のお店が表示されます。)
B査定を受ける
売却先に下取りや買取を選択した場合は、早速査定を依頼しましょう。
また、買取店に下取りを依頼する場合は、一括査定サイトなどを活用し複数社に見積もりを出してもらうのが一般的です。
そうすることにより、より高額な査定結果を選択する事が可能となり、場合によっては業者間を競合させる交渉材料にもなります。
C売却の契約を結ぶ
査定額に納得がいきましたら、売却の契約を結びましょう。
また、査定が行われる前に必要書類を予め集めておけば、契約がスムーズに完了します。
※車を売る際に必要な書類の準備
普通自動車と軽自動車で、必要となる書類が異なってくる点に注意しましょう。
『普通自動車を売却する際に必要な書類』・印鑑登録証明書(発行から1ヶ月以内のもの×2枚)
・自動車検査証(自動車検査証の住所と印鑑登録の住所が違う場合は、戸籍謄本が必要となるケースがあります お店の方に確認しましょう)
・自動車納税証明書
・自賠責保険証明書
・実印(ハンコ)
・リサイクル券(自動車リサイクル料金を預託している場合に必要
『軽自動車を売却する際に必要な書類』
・自動車検査証
・軽自動車納税証明書
・自賠責保険証明書
・印鑑(認印でも可能)
・リサイクル券(自動車リサイクル料金を預託している場合に必要)
●もっと詳しく知りたい方は・・・・
車を売る際の必要書類について詳しく知りたい方はコチラ↓
書類の紛失、取得方法、引っ越しなどで住所変更がある場合も参照にしてください。
⇒車を売る際の必要書類について
D車両引き渡しと売却金の受け渡し
●下取り
下取りの場合、車両を引き渡してから納車されるまで、『平均7日〜10日』といわれています。
納車が完了しましたら、下取り手続きは終了です。
●買取
買取では、多くの場合が契約から『翌日〜1週間後』の銀行振り込みでの入金となります。
中には、現金での支払いやもっと早く支払いをしてくれる業者もいますので、急いでいる場合は事前に相談してみましょう。
※「即日現金買取」に対応している業者も少なからずありますが、安く買い叩かれてしまう可能性や強盗に合ってしまうリスクなどもあるため、利用する場合は注意が必要です。
※売却完了するまで時間はどのくらいかかる?
●下取り
下取りの場合、車を売却し新たな車が納車されて初めて手続きが完了となります。
そのため、購入する車の試乗や交渉などを踏まえると、契約手続きの開始から納車されるまでに『1ヶ月程度』を見ておきたいところです。
車を売却するだけでない分、買取よりも時間がかかってしまいます。
※車種によって納車するまでの時間が違うので事前に確認してください。
●買取
買取の場合、入金が確認できた時点で売却完了となります。
査定をお願いしてから車を引き渡し、入金が完了するまでに『約1週間』ほどを見ておくといいでしょう。
ただし、入金されるまでの期間は業者によって前後するので、すぐにでも現金がほしいという方は査定の時点で予め確認しておくといいでしょう。
車を売る時の流れのまとめと注意点
●下取り
(1) メーカーディーラーや中古車販売店などの販売店にて新たに購入する車を決定する。
↓
(2) 下取りする車の査定を依頼。
↓
(3) 査定額に納得がいきましたら、新たに購入予定の車の値段交渉を行う。
↓
(4) 下取り査定額を元にし、新たに購入する車の割引交渉を行う。
↓
(5) 総額が決まりましたら、手続きを開始。
↓
(6) 車を引き渡し、納車が済みましたら手続き完了。
●買取
(1) まずは、車を売却する近くの買取店を検索。またはインターネットの一括査定から申し込む。
↓
(2) 買取店に査定を依頼する。
↓
(3) 査定額に納得した場合は売却手続きを開始する。
↓
(4) 車を引き渡し、入金が確認できましたら手続き完了。
車の売却方法は一長一短であるため「これが最も正しい!」というものはありません。
しかし、目的に適した売却方法はあります。
たとえば、「車をすぐにでも現金化したい」というならば、買取店に売却するのが適しています。
査定さえ済んでしまえば、早ければ数日程度で現金化できるためです。また、車を売る上で注意しておきたいのが「必要書類」です。
車売却の手続きは、必要書類が揃って初めて完了します。スムーズに進行させるためにも、必要書類は事前に集めておきたものです。
選択肢が多いからこそ悩んでしまう車の売却方法ですが、それぞれの特徴を抑えて最善の方法で車を売却しましょう。