スペアキーが無くても売ることは出来る
車を売ろうと準備していたら、
スペアキーがない・・・・・・!!どこに置いたか忘れた・・・・
これ結構多いと思います・・・・
スペアキーはメインのキーを無くさない限りは、滅多に使うことはないので置いた場所を忘れたりする方は結構多いです。
引っ越しなどの生活環境の変化で、片づけした時にどこかに無くした場合もあるかもしれません。
ここで気になるのが、
・愛車を売る時にスペアキーも絶対渡さなければならないのか?
・無くした場合は、査定額がマイナスになるのか?
結論から言えばスペアキーがなくても車を売ることはできます。
(※コチラの記事もおすすめ⇒「一括査定を超えた!?ユーカーパックに潜入調査!」)
スペアキーがなくても査定額は変わらない
噂ではスペアキーがないと査定額が下がるなどといわれていますが、それは大きな勘違いで、そういった形で査定額を低くされた方は相手の策略にうまく引っかかってしまったということになります。
よく賃貸マンションなどにおいて防犯上、借主が変わると玄関のカギを交換することが多くなっていますが、自動車においてはオーナーが代わってもキーを交換するということはほとんどしません。
従って、キーに対する防犯上の概念というものがないのです。
自分の前の車を探し出してわざわざ盗もうとする人はなかなかいません。
そういった性質をもっているものにおいてスペアキーがないと査定額が下がるということはありえません。
基本的にはメインキー1本あればそれでいいのです。
(※中古車で購入して、最初からスペアキーが無いということも実は結構多かったりします。)
スペアキーを作ると結構高くつく
仮にスペアキーを作ろうすると、安くて数千円で済む場合もありますが、それは古い車に限ります。
(車に乗り込む際カギ穴をガチャガチャ回して開錠するタイプ)
旧式のカギであればホームセンターやオートバックスなどのカー用品店などで意外と簡単に数千円で作成してもらえます。
しかし、最近の車はほとんどスマートキー、キーレス、イモビライザー搭載など盗難防止為に車体毎に個別に登録されたカギが主流です。
このような鍵の場合、数万円から高くなると数十万円となる場合もあります。
しかも、ディーラーに直接頼まないと作成してもらえない可能性もあり、かなりの労力がかかる場合も否めません。
ちなみに、メルセデスベンツやBMWといった、輸入高級車の場合もっと高額になるケースもあるようです。
正直言ってここまでの労力とお金をかけても、査定額は一切変わらないですし、その分査定額に上乗せされることはないので、メインのキーがあればわざわざ作る必要はないかと思います。
買取店によっては減額もある
買取店というのは車を買って、それを中古車オークションで売り、その金額差で利益を生み出します。
という言うことは、車を買う時の買取金額を安くした方が高い利益を生むことが出来るということになります。
しかし、大っぴらに車を安く買ってしまっては誰に売りに来てくれません。
そこで買取店がとった対策はなんだかんだ理由を付けてマイナス査定をするということなのです。
例えばキズ1本5000円とかへこみ1つ1万円とか、とにかくなんだかんだ理由を付けて減額をしようとするのです。
その対象にスペアキー紛失を持ち出し、何も知らない人は「なるほど」と理解してしまうのです。
スペアキーがないからといって減額するようなことを言われたら、「そんなの減額の理由にならない」といってあげましょう。
なぜなら、メインのキーがあれば車は動くわけですし、スペアキーがないと中古車として売り出せないわけではないからです。
もしくは最初からスペアキーの話をしないことです。
業者から何も聞かれなければわざわざ自分から話をする必要もありませんし、業者が尋ねてこないということはそれほど重要ということではなからです。
それでも減額するようであれば、買取店を変更することをおすすめします。
スペアキーのことをとやかく言ってくるような業者とは、後々のことを考えると関係を持たない方が得策かもしれません。
これは、買取店に限らずディーラーでの下取りでも同じことです。
客の足元を見て、交渉してくる業者とは関係を持たないこと。これが大事です。
ただし、メインキーがなくて予備キーだけというのは減額対象になっても仕方ありません。
ちなみに、スペアキーを記念にとっておくという方もいらっしゃるようです。
とくにかく車を売る際スペアキーの紛失は全く関係ないということなので、ぜひ安心して車を売ってください。