車売る タイミング

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車が高く売れる時期とタイミング知って損せず売る!

●車を売りたいけど、いつ売ると最も高く売れるの?
●車検前だけど、車検を取ってから売ったほうがいいの?
●そろそろ買い換えたいけど、タイミングが分からない・・・

高く車を売るためには「買取店との交渉!」などと考える方もいらっしゃるかもしれません。
もちろんそれも大事ですが、そのような難しいテクニックを用いずとも、車を高値で売る方法はあります。

 

それは、より高値で売れる「車が高く売れる時期」と「タイミング」を知ることです。

 

それだけで、車の売却額は大きな差を生むこととなります。場合によっては10万円以上もの差が出ることも・・・・

 

@車が高く売れやすい時期「1〜2月、9月」

 

車は、1年中同じ割合で売れるわけではありません。需要が高まる月には業者も在庫を確保しておきたいため、意欲的に買取を行うこととなります。
すると、当然ながらその時期は競争が働き買取相場が上がるため、結果的に高価買取に結びつきやすくなるのです。

 

一般的に、車が最も高く売れるのは『1〜2月』であるといわれています。

 

これは、3月〜4月にかけて就職などの新生活を迎える方が新たに車を購入するため、その需要が高まる時期に備えて、在庫を確保しておくためです。

 

一般社団法人「日本自動車販売協会連合会」が公式に発表している、登録車+軽自動車月別の販売台数を見ると、2017年は3月が一番多く約69万台と圧倒的に多くなっています。

 

そして、次いで9月は販売台数が約49万台となっており、『9月』が中古車の需要が高まる時期とされているため、この時期も売却の狙い目であるといえるでしょう。

 

また、3月や9月は車買取店の決算期ということもあるため、売上を上げるために買取が活発化されます。
結果的に買い取り相場も上がるため、車売却に適しているのです。

 

※ちょっと裏話ですが、車買取大手「ガリバー」さんは決算月が3月ではなく2月となっているようです。

 

これには色々大人の事情がありますが、高く売れるのは1月〜2月というのはどの買取店でも変わりないのでご安心ください。ガリバーさんが2月決算の理由を知りたい方はこちら
⇒ガリバーさんが2月決算の理由

A車検前に売る

 

車を売却する際に「車検前と後、どちらが適切?」と悩まれる方は多いはずです。

 

また、中には「車検が残っているほうが高額査定となる」と考えている方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、車検は期限が切れる12ヶ月前からは『買取査定額に影響しない』とされているため、無理に車検を通した後に車を売却するのは損である事が分かります。
むしろ、逆に車検が切れるギリギリ1か月〜2か月前まで乗った後に査定に出したほうがお得であるといえます。

 

ただし、だからといって車検が切れた後に売却すればいいのかといえば、そのようなことはありません。

 

車検を行っていないということは「車を整備していない」ということですので、あまりに長い期間車検を行っていない場合は、それが査定のマイナスポイントとなる可能性もあります。
また、車検が切れているということは車を公道で走らせることが出来ないので、余計な手間がかかってしまいます。

B税金が上がる前に売る

車に関する税金で、自動車税と重量税がありますが、新車登録から下記の年数に達した車は増税の対象となります。

 

・「13年以上経過した車」

 

・さらに「18年以上経過した車」は重量税がアップします。(※自動車税はそのまま)

 

※いずれも4月1日時点で13年または18年経過した車が増税の対象になります。(ディーゼル車は11年以上経過すると増税)

 

これは簡単に言うと、環境に悪い古い車から環境に優しいエコカーに乗り換えてもらって、自動車産業の売り上げ促進を図る国の政策の一部です。

 

※例えば増税されるとこうなります↓・・・・

●日産セレナが13年を超えた場合

 

・自動車税:39,500円→45,400円⇒5900円のアップ
・重量税:16,400円⇒22,800円⇒6400円のアップ
合計で12,300円のアップ

 

※自動車税は1年に1度、重量税は車検毎(2年に1度)

自動車税と重量税を調べる

 

・自動車税の一覧→自動車税年税額一覧

 

・重量税の計算ツール→日本自動車整備振興連合会

C走行距離が5万キロ、10万キロになる前に売る

 

車を売却する上で、走行距離も重要なポイントとなります。

 

車は累計走行距離が5万キロ以上となると『多走行車』、10万キロ以上となると『過走行車』とみなされ、売却時に悪い影響を与える可能性があるため、5万キロや10万キロという区切りは一つの売却時であるといえるでしょう。

 

現在の車は昔と比べ10万キロになってもメンテナンスさえ行き届いていれば、まだまだ乗ることができます。

 

しかし、10万キロとなると交換しなければいけない部品も出てきて維持費にお金が掛かってきて手放す人が多いのが現状です。

 

逆に、車は走らなさ過ぎても評価がマイナスとなるケースがあります。あまりにも走っていない車は、部品不良などのコンディション悪化を招いてしまうこともあるためです。
一般財団法人 日本自動車査定協会」は1年で1万キロを基準としており、あまりにそれを下回る走行距離しか走っていない車は注意が必要です。

 

通常通り乗っていて尚且つ走行距離が5万キロ、もしくは10万キロに達する前に売却するのが、高値で売るコツであるといえます。

 

※例外もある!?

 

外国でも人気のある車は10万キロを超えていてもあまり査定額に影響しない場合があります。

 

その中でものランドクルーザーが代表的で10万キロを超えた車体でも値段が下がりにくく中古車でも高値で取引されています。
これは、海外で人気というのも、もちろんありますが海外では10万キロを超えても関係なく乗り続けることが普通というのも値段が下がらない要因の一つです。

D年式がなるべく新しいうちに売る

 

車は、毎年1月1日に歳をとっていきます。(年式が古くなる)
また、古い年式の車は部品の消耗が激しくなり、走行性能や安全性能なども新たに出てくる車種と比較すると、どんどん見劣りするようになります。そのため、査定額はどんどん下がっていくのです。

 

中古車は年式が新しいほうが高値で売れます。ですので、年式がなるべく新しいうちに売却することを心がけましょう。

Eモデルチェンジ前に売る

 

車がモデルチェンジされる期間は車種によって様々であり、短ければ2〜3年、長ければ5年以上もモデルチェンジされないこともあります。
車の売却価格とモデルチェンジは大きく関係しており、仮に新たにフルモデルチェンジされたならば、古いモデルの買取価格は下がってしまうケースが多いです。

 

そのため、少しでも高価買取を希望するならば、モデルチェンジされる前に売却を行う必要があります。
ただし、モデルチェンジされる時期につきましては直前に情報が公開されることも多いですので、どちらかといえば年式の方を意識しておいたほうが現実的かもしれません。

 

※2018年新車発売情報カレンダー【国産/外車】(外部リンク)→http://www.geocities.jp/ohtashp/topics/newcar/index.html

F結局は売りたいと思った時が売り時!?

 

車は、購入した瞬間からどんどん価値が下がっていってしまうものです。そのため、売りたいと思ったときが売り時であるといえます。
愛着のある車ほど手放しがたいものですが、今悩んでいるその瞬間にも買取価格は下がっているかもしれません。

 

例えば、5月に車を売りたい!と思ったけど、高く売れるのは2月だから我慢してそれまで待つか・・・・
というのはNGです。

 

5月に200万円の価値があった車が、翌年の2月まで待っていたら150万円になってしまうなんて事もあり得ます。

 

車の価値は生ものといわれるほどで、今の瞬間が一番鮮度がよく一番価値があります。
よほどの事がない限り値段が上がることはなく、下がる一方なので売りたいと思ったらなるべく早く売るのが最も高く売るコツです。

 

 

実際にあなたが車を売る際の参考にしていただけると幸いです↓↓
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