オデッセイ 故障

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ODYSSEYのよくある故障と修理費用を詳しく解説!

ホンダオデッセイの画像

 

1994年に登場した初代モデルから大ヒットを記録し、今やホンダ・ファミリーカーの代表格にまで成長したオデッセイ。

 

ミニバンの高い居住性と、セダンの乗り心地を両立したオデッセイをマイカーにしたいと考える方も多いようですが、人気車種だけに中古出物が多く価格帯もマチマチなため、購入する車体を選ぶのが大変です。

 

そこで今回は、買い頃・乗り頃と言えるホンダオデッセイRB、RCのよくある故障や修理費用の相場について挙げ、同時に長持ちする中古車両を購入するコツを、こっそりお教えしたいと思います。

 

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車の故障は走行に支障をもたらしますし、最悪の場合走行中に急に走行不可能になってしまうほどの重大な故障です。
車が故障して、修理をしようと思うとほとんどの場合、10万円以上の高額な費用が掛かります。車種によっては同等の中古車が買えてしまうことも・・・

 

こういう場合、買い換えるにしても大きなお金が出ていくので、判断に迷ってしまいますよね。

 

結論から言うと、
車が故障したら迷わず買い換える!この一択です。

 

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オデッセイでよくある故障と修理費用を詳しく解説!
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純正HDDカーナビの故障(RB)

 

 

我々プロの整備士が、オデッセイRBに多い故障として真っ先に思いつくのが、CD・DVDドライブでディスクを読み込むことができなくなる、画面が真っ黒になり操作できない、などと言った純正HDDカーナビに関する故障です。

 

精密な電装部品だけに明確な原因は分からず、フリーズしたりで使用不可となった場合ディーラーで修理するしか方法がなく、そうなると作業工賃込みで7〜9万円程度必要となります。

 

RB型特に年式が古いと故障している、もしくは故障予備軍の可能性大なので、敢えてカーナビが付いていない車体を選び、改めて新しい社外ナビを購入・装着したほうが、機能的に充実していますし長い間使用できます。

スピードが上がらない(RB)

 

これはRB型の中でも年式の古いRB1型に要ある故障ですが、アクセルを踏み込んでもスムーズにスピードが上がらなかったり、発進・変速時金属が滑るような感覚を感じ、同時に異音が発生するケースがあります。

 

原因はズバリミッションの故障、改善する方法はASSY交換がセオリーとなるため、新品を用いた場合は25〜30万円という高額の修理費用が必要です。

 

ただし、人気車種であるオデッセイRB型は、流通台数が多いため中古またはOH済のリビルト品を手配しやすく、それらを用いれば半値近くまで修理費用を節約可能です。

 

車にとってATミッションの故障は、長距離・長期間の使用による金属疲労&摩耗が要因、つまり人間でいう老化現象のようなものなので、故障を無くす明確な方法なんて存在しません。

 

唯一、ATオイルを定期的に交換すれば、ミッション全体の老化現用を幾分遅らせることが可能なので、車種・年式・型式ごとに推奨されている交換時期を守ったほうが結果的に経済的で、車自体も長持ちしやすくなります。

ハンドルが重い(パワステの故障)(RB)

 

 

こちらも年式的に古いRB1・RB2型に共通して顕著ですが、走行中左右にハンドルを切ると「ウィーン!」という異音が発生したりハンドルが急に重くなるなど、パワーステアリング機構に関する故障もよくあります。

 

ハンドル操作時だけではなく、エンジンを始動した途端異音がするケースもあり、原因は様々ですが大抵の場合、パワーステアリングオイルを機構内へ圧送しているポンプの不具合によるものです。

 

修理にかかる費用ですが、パワステポンプのみではなく、リザーバータンクやホース類に不具合が及んでいることもあり、一式丸ごと交換となれば5万円オーバー確実。中古やリビルト品を用いてもあまり節約できないでしょう。

 

パワーステアリングに不具合が発生している場合、パワステオイルが溢れて漏れ出していることがほとんどなので、オデッセイRBを中古購入する際は必ず試乗しハンドル操作時などに異音や重さを感じないかとともに、オイル漏れの形跡がないかもチェックしましょう。

 

ちなみに、パワーステアリング機構にはオイルが使用されており、エンジンオイル同様劣化しますが、エンジンオイルのように量が減っていくことはなく、リザーバータンクの残量が極端に減っている場合は、機構のどこかに異常が必ずあります。

 

パワステオイルを補充しただけでは何の改善にもならないため、日常点検でパワステオイルの減少を発見・指摘された際は、速やかにディラーや行きつけの修理工場へ向かい、細かく点検してもらうようにしましょう。

オイルパン付近からのオイル漏れ(RB)

 

どんな車でも年式や走行距離が経過すると発生するオイル漏れ、ですがオデッセイRBに搭載されているK24A型エンジンには、クランクケースのオイルパンの間という特定の場所に、オイル滲みが発生しやすいという顕著な持病があります。

 

経験の浅いメカニックの場合ここからのオイル漏れ原因は、素材的に変形などを起こしやすいオイルパンにあると判断し、オイルパンを新品に交換することで対処しようとします。

 

しかし、実はクランクケースとオイルパンの接合面からオイルが漏れるのを防ぐ、オイルシールの方に欠陥があり、メーカーが出している対策済オイルシールを使用するだけでこのオイル滲みはほぼ改善します。

 

問題は修理費用、オイルシール自体はそれほど高くありませんが、オイルパンの脱着工賃及びエンジンオイル代で1,5〜2万円必要になります。ただ、前述したようにオイルパンからのオイル滲みはオデッセイRB特有の持病。

 

そのため、すでに対策済(オイルシール交換済)である車体も多いですから、「このオデッセイはオイルパンからのオイル漏れってありませんか?」と販売業者へ質問し、念のため状態を確認しておくと安心です。                                                                         

高速走行時のCVT不具合(RC)

 

RCによくある故障ですが、最初に挙げるのは去る令和元年7月に保証期間が延長されたCVTの不調です。

 

この故障は、外気温が低温時の始動直後に短距離の高速走行を繰り返すと発生しやすいようで、高速走行中に金属ベルトが滑って車体振動が発生し、結果エンジン回転の上昇やメーター内のセレクトポジション表示灯が点滅することがあります。

 

原因は、ECU設定ミスによるCVTプーリーの油圧不足、保証延長により新車登録から9年以内であれば、ECUの書き換えと故障履歴があるものは無段変速機を新品交換してもらえるので、症状がなくとも対象の場合は早めにディーラーへ相談しましょう。

ドアミラースイッチの不具合(RC・リコール)

 

前出したCVTと比べれば些細な事案に感じるかもしれませんが、それでも愛車を大切にするオーナーからすればやはり気になる不具合で、オデッセイRC型を含むホンダの主力6車種のリコールとして、H29年10月届けられました。

 

症状はホンダの発表によると、ドアミラーにおいてミラースイッチ内部の可動接点の表面処理が不適切なため、操作時に可動接点が摩耗・細かいプラスチック粉が生じる、つまり何度も使っているうちスイッチがすり減ってしまうというモノ。

 

ですので、該当するオデッセイRCを中古購入する際は、バックミラースイッチがすり減っていないか念のためチェックし、万が一すり減っている場合は対策品へ交換してもらいましょう。

オデッセイは故障が多い?SNSで調べてみた

 

 

 

 

 

一方で壊れにくい、故障しないの意見

 

 

 

 

まとめ

 

ホンダの看板ミニバンとして売れ続けたオデッセイは、販売台数と比例して故障で入庫するケースも多い車種です。しかし、モデルを重ねるたびに大幅改良され、持ち前の高い居住性はもちろん、運動性能も向上している名車です。

 

RB、RCどちらのモデルも中古出物が豊富に出回っており、安くて程度の良い掘り出し物が見つかりやすい車種ですので、今回紹介した故障しやすい箇所に留意し、予兆を見逃さず念入りに吟味してください。

実際にあなたが車を売る際の参考にしていただけると幸いです↓↓
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