■概要
Tokyo2020の年には注目すべきトピックスがもう一つあります。それは昭和30年生まれが65歳の前期高齢者に突入します。
昭和30年代は高度経済成長期に生まれ、70年代、80年代と様々な若者カルチャーを万人が享受し、そして80年代の後半には戦後の日本経済絶頂期の「バブル期」を体験します。
私(鈴木)は、バブルの影響を色濃く受けた世代ということで「アクティブ・バブル・シニア(ABS世代)」と命名しました。
こうした世代は、従来のシニア世代と全く価値感やライフスタイル、そして消費意欲、それらのベースとなる「ニーズ」が異なり、消費意欲が旺盛な世代と言えます。
一方でライフシフト、人生100年時代と言われ、今後の生きる術や生き方、働き方が良く見えない不安を抱えた世代でもあります。
そんな中で昭和35年生まれのABS世代マーケターの私は、ライフワークで音楽とファッションをテーマに、「ライフシフト時代のカッコイイ生き方」を、マスメディアやSNSで情報発信しています。
今や日本の市場は50歳を境にして、上と下で半々の人口構成比。であれば、若い世代の「文化・社会・働い方、消費」と言うライフスタイルがあるのと同様に、50才以降の「真のオトナ達」にも同様なライフスタイルがあると考えています。
今回のセミナーは、マーケティングのフレームワークをベースとしつつ、自分自身の取材で得たリアルな情報や生の声を体系化し、そして今、世界的に注目されている「ジェロントロジー学」(老年学・ライフスタイル学)を根拠とした、今後のビジネスに必ずお役に立つメッセージを発信します。

■対象
シニアマーケティングを行っている事業会社の製品開発やマーケティング、広告宣伝従事者。
新規事業でシニア向け事業を考えている方。
なかなかシニアマーケティングが思うように成果が出ていない事業会社の方。

■セミナーカリキュラム
アクティブ・バブル・シニア(ABS世代)とは?
戦後高度経済成長期に生まれ、若い頃にバブルを体験した、昭和30年から43年生まれの日本市場の「おいしいとこ取り」をした次世代シニアたち。
現在51歳から64歳
なぜアクティブ・バブル・シニアを狙うべきか?
1980年代の「モノ消費からコト消費」を最初に経験した世代。
当時マスコミ、特に雑誌の影響を大きく受け、様々なカルチャーを体験した「遊び方・遊ぶ術」を知っている消費意欲旺盛な世代。
ABS世代の3大インパクト(雑誌JJ、雑誌POPEYE、映画サタデー・ナイト・フィーバー)
これまでのシニア世代との違い。
戦前戦中世代(後期高齢者)、団塊世代・ポスト団塊世代(前期高齢者)との違い
生まれ育った背景、20代の頃の世の中、今の状況
ABS世代の特徴
若いころの体験の影響、女性が積極的な理由、デジタルが使える新しいシニア

ABS世代向けのマーケティング事例とシニアマーケティングの課題
若々しいではない「真のオトナ」としか言えない「彼らの欲求」を満たす成功事例のポイント大公開!
マーケティング事例の大公開
真のオトナの意味合いとは?人生2回目に「真成人式=60歳)」
これまでのシニアマーケティングの問題点
これまでのマーケットの魅力度が高くない
50歳以下だけで考えるシニアマーケティング
老化の進行を遅らせる、シニアを「ワクワク」させるモノ・コトの不足
シニアの顕在市場は飽和状態。一方でライフシフト時代の「モノ・コト・時間・空間」はブルーオーシャン!
顕在ニーズを満たす市場は概ね飽和市場、一方で潜在ニーズを満たす市場は気づいていない!
いかに人間を「ドキドキ・ワクワク・ハッピー」にさせる価値を提供するか?
「ドキドキ・ワクワク」な時間や空間を消費する意味合いと、それを満たす「モノ・コト」の捉え方。
ABS世代のコンセプト
マズローの5段階欲求説から見る、キーワードは「承認欲求」を満たせ!
フィリップコトラーのマーケティング4.0から読み解くABS世代
ABS世代のみならず人生100年:ライフシフト時代の生き方術「ジェロントロジー学」とは?
老齢学・老年学から美齢学に!(20歳から始まる老化のメカニズムを認識し、老化を遅らせQOLを高める、ライフスタイル学としてのジェロントロジー学)

■講師

講師:鈴木 準氏
一般社団法人日本元気シニア総研 執行役 主任研究員
共著書~広告ビジネス戦略(誠文堂新光社)、その他一般紙・業界紙誌や、講演・セミナー・企業研修多数。
南カリフォルニア大学ジェロントロジー学科通信教育課程修了
一般財団法人グローバルジェロントロジーセンター:美齢学指導員
一般社団法人日本元気シニア総研執行役:シニアビジネスアドバイザー
一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会:客員講師
シナプスマーケティングカレッジ講師、マーケティング研究協会講師

1960年10月30日生まれ。岐阜県岐阜市出身。
㈱電通ワンダーマン(現:電通ダイレクトマーケティング)を経て、1998年8月にマーケティング・コミュニケーションに関するコンサルティング、及びプランニングを事業領域とし独立開業。2003年10月に法人化、「株式会社ジェイ・ビーム」設立。
広告会社時代および独立後も、様々な業界のマーケティングプロジェクトに関わる。通算約40年の経験で、1,000本以上の企画書作成とプレゼンテーションを実践。
マーケティングの本質は「人を口説き・好きにさせて、好きになり続けてもらうこと」、そして「顧客をハッピーにする価値を与えること」と解釈している。
そのためには、受け手のニーズ(本質的欲求)を捉え、ハートをキャッチするには、どうコミュニケーションを図るか。「人間観察」を通じた顧客視点で考えることを信条としている。
起業20周年の昨年、自身の世代である昭和30年~43年生まれの、バブル期に青春時代を謳歌した次世代シニアを、「ABS(アクティブ・バブル・シニア)世代:登録商標」と称して、「ドキドキ・ワクワク・ハッピー」をテーマとした、シニアマーケティングのコンサルティングに加え、シニアライフスタイル創造、定年後のワークスタイル提案を新たなソリューションとする。
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主催:一般社団法人日本元気シニア総研 ABS研究会

●受講料 当日券 2,000円(税込)

お得な前売りは1800円は下記サイトより事前購入ください
https://abs1911-6.peatix.com/

●開催日時:2019年11月12日(火)受付18:30~ 講演19:00~21:00
●開催場所:渋谷区文化総合センター大和田2階 学習室2
(渋谷区桜丘町23-21)  JR渋谷駅南改札下車徒歩5分、セルリアンタワー裏

当日券のお申し込みは下記よりお申し込みの上、当日現金にて承ります。

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