シニアビジネス情報
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シニアファッション市場
シニア層のおしゃれ意識調査
内閣府高齢社会対策に関する調査にて60歳~80歳以上の2,435人の調査によると、男女比では男性は約半数がファッションに意識があり、女性約7割の方がおしゃれに意識が最も高い。
年齢別では、男性65~79歳、女性は、60歳以上の方が7-8割のおしゃれに意識が高い。
既婚未婚の区分では、結婚したことの無い方はおしゃれに意識は低く、パートナーが現在も居たり、離別や死別して方は6割以上の意識を持っている。
子供の有無から言うと、子供の居ない方は意識が低く、また同居してる方も恐らく育児に専念しており、少し意識が低いのであろう、また別居したなどは子離れし自分時間が作れておしゃれに意識が高いと思われる。
職業別だと一次産業に従事してる方は意識は低いがその他事業主や就業してる方は6割以上がおしゃれに意識が高い
居住環境では、高齢者施設に入ってる方は意識は無いが持ち家の集合住宅や賃貸や社宅などの方が7割以上で意識が高い
経済的観点からは、ゆとりがある方が60割以上のである
健康面では、健康不安や良くない方は意識が低いが健康状態が良い方は6割以上意識が高い。
都市規模では、やはり大都市圏6割、中小都市5割以上という意識のようです
総称すると、高齢者のおしゃれの意識のもっとも高い方は、女性でパートナーが居る(居た)、子育てが終わり、経済的にも健康的で大都市圏に住んでる方がもっと高いという事と見受けられます。
年々ファッションに関する意識は変わって多用性に富んだ個性が出ており、シニア層としてもいくつになっても特別な日や特別な人と合う時はおしゃれをして出かける。
おしゃれは脳の活性化に大きな効果があるとも言われています。最近の研究では、おしゃれに気を配り、外見が若い人は、介護を受けるリスクが低くボケにくいという報告があります。
高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査(内閣府高齢社会対策に関する調査 2021年度 高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査より)