【探偵の一日】必要なスキルや仕事内容を紹介
公開日:
: 最終更新日:2018/04/12:
【必見】探偵にまつわる豆知識

探偵という職業は具体的にどんな仕事をしているのか知らない方も多いのではないでしょうか?探偵はテレビや雑誌で見たことはあっても、実際に仕事を依頼しないと不明な点が多くある職業の1つです。そこで今回は、探偵の一日に注目して具体的な仕事内容や探偵に求められるスキルなど、探偵をあらゆる面から紹介していきます。
もくじ
1.【探偵と興信所の違い】ルーツと役割
2.探偵の業務内容は、浮気の尾行・張り込み調査がメイン
3.【探偵のスキル】尾行のテクニックや使用機材の知識
4.探偵に必要な3つの適性は、精神力・交渉能力・体力
5.【探偵が多く扱う案件】浮気の調査がNo.1
6.まとめ
【探偵と興信所の違い】ルーツと役割
探偵とは相談者から依頼された調査や警備などの業務を行う職業を指します。実際の探偵はドラマや小説などで取り上げられているような事件を解決する仕事というよりも、一般の人に紛れて地道に調査を行うことが基本的な業務です。探偵と興信所では本来の仕事内容に多少の違いがあります。どちらも依頼者から受けた依頼に対して調査を行う、という点では同じですが、そもそもの成り立ちから違いが表れています。
探偵のルーツと役割
探偵の場合は元警察官が立ち上げた業務がルーツと言われ、尾行や張り込みなど警察官時代の捜査方法で個人の依頼を調査していました。
現在の探偵業務でも依頼主が個人である場合が多く、調査対象であるターゲットに気づかれないように情報を収集するため、欲しい情報がある人にとって頼りになる職業です。
興信所のルーツと役割
興信所の場合は明治維新の後、盛んになり始めた企業間の取引において取引先の信用調査を行ったことがルーツです。信用調査とはビジネスのために必要となる取引先の財産や支払能力の状況確認です。現在でも興信所では企業関連の信用調査が代表的な業務となっています。さらに、調査員は身分を明かしながら調査を行うため、調査対象の詳細なデータを得られにくい傾向にあります。
このように、探偵と興信所には依頼者の違いや得られるデータの内容などの違いがあります。しかし、現在の探偵・興信所は双方の業務を総合的に行う総合探偵社、総合興信所というところが増えています。それぞれの得意分野に違いはありますが、探偵と興信所の差はほとんど無いというのが現在の探偵・興信所です。
探偵の業務内容は、浮気の尾行・張り込み調査がメイン
探偵の主な仕事は調査業務です。内容は男女関係についての調査依頼が多く、対象者の身辺調査がメインとなっています。具体的には相手の浮気・不倫の尾行や張り込み調査が多く、探偵業務の7割ほどを占めるメジャーな業務です。他には、お見合いをする相手を事前に調査して、相手の素行を知っておきたい、といった依頼でも調査しています。
このような身辺調査は男女関係以外にもあります。例を挙げると、企業がこれから雇う予定の人材に関して経歴・生活態度等を調査することや、一般人の失踪者の捜索、過去に付き合いのあった親しい友人の捜索、というような調査もこなしています。
また、警察や警備会社では対応してもらうことができない分野であっても、民事に関係したことであれば合法的に対応してもらうこともできます。例えば、犯罪関連であればストーカーや不審者を調査して対策を講じることも可能です。さらに、職場や家庭における暴力に関する調査・対策などもあります。
状況によっては身辺保護や、要望があれば送迎などの役割を担ってくれますが、警察のように逮捕権限が与えられているわけではなく、武器の使用も許可されていません。そのため、警察やガードマンができるようなターゲットを撃退する行為は依頼できないため注意が必要です。
このような調査以外にも債務・債権関係、依頼者の揉め事に関するアドバイスを貰うことができます。幅広い依頼内容に対応しているため、困ったことが起きた際は相談だけでも持ちかけてみましょう。
【探偵のスキル】尾行のテクニックや使用機材の知識
探偵の業務時間は事務所や依頼状況により様々です。業務時間に明確な決まりはなく、依頼状況を軸にして探偵の一日は動きが決まってきます。例えば、個人の依頼による調査業務で対象者の休日における行動を調べるといった場合、対象者の勤務体系によってどのくらいの頻度で調査を行うかが変わってきます。これに応じて業務時間も変わってくるため、依頼内容によって勤務時間が設定されます。
探偵事務所の従業員数が多ければチームを組んだり、交代要員を導入して調査を行うことができるため、国が定める週休2日制で労働時間内に勤務時間が収まっている事務所も存在します。
探偵業務に必要なスキルと資格
探偵という職業には必要な資格が存在しません。しかし、探偵業を行うにあたって必要となる能力や技能は存在します。例えば、浮気調査を行う場合、尾行や張り込みの技術が必要です。他にも、調査用機材としてカメラや盗聴器発見器など使用する機材の知識があると良いでしょう。
これらは自分で学ぶこともできますが、探偵学校という探偵になるために身に着けるべき技術を教えてくれる学校で教わることもできます。また、日本探偵業協会という組織により、これらの技術が身についたことを証明してくれる資格検定も存在します。
協会で発行している資格は大きく2つあります。
一級探偵調査士検定は、探偵としての能力・知識が一定以上あると認められる資格検定です。そして、探偵業務管理者検定は探偵業務に関連する法令や規則の知識を持つ事業者や管理職に与えられる資格検定となっています。
探偵業を始めるにあたって必要になる証明書もあります。警察署経由の公安委員会に提出する探偵業届出証明書という書類で、この証明書が無ければ探偵業務を行うことは許されていません。
探偵に必要な3つの適性は、精神力・交渉能力・体力
探偵に向いている人や適性は、ドラマや小説にあるような推理力というよりも、一般的な会社員の資質が求められます。
1.探偵の適性【精神力や対応力】
第一に必要なのは精神力や対応力です。調査中のトラブルや対象者と接触する際、自分の判断で柔軟な対応が必要になるケースがあります。このような場合、その場での対応力が求められ、トラブルに屈しない強い精神力が重要です。
2.探偵の適性【交渉能力】
第二は交渉能力です。調査中は多くの人と接触する機会があり、聞き込みを行う場面も存在します。そのため、大切な情報を得るためには交渉能力が必要になります。浮気調査の場合は依頼人の気持ちを読み取りつつ、交渉能力で必要な情報を得る力も問われます。
3.探偵の適性【体力】
第三に必要な適性は調査に必要な体力です。探偵の主な業務は調査なので、季節に関係なく調査対象者への尾行や待機などが長時間できる体力が求められます。調査対象者が早朝、深夜に行動する場合でも臨機応変に対応しなければなりません。さらに、調査内容によっては目的を達成するためには、足を使って長距離を歩き回ったり、重い調査用機材を運ぶ場面も多くあります。
【探偵が多く扱う案件】浮気の調査がNo.1
探偵が扱う案件で最も件数が多いのは浮気調査です。一般的に調査する際は2名で行うケースが多く、調査時間は3時間ほど。調査が延長になると1時間ごとに調査料金が加算されます。程度にもよりますが浮気調査は数時間で完了することが難しく、使用機材や交通費、最終的な調査日数によっても浮気調査の料金は異なります。
また、素行調査や人探し等も探偵業務で多く扱われている案件です。素行調査の場合も浮気調査に必要なスキルで調査するため、料金はほぼ同額です。ただし、人探しでは難易度によって調査料金が変動することもあります。
例えば、「昔の知り合いや友人・知人と連絡が取れなくなり探してほしい」といった場合は、調査対象が故意に逃げている訳ではないため、調査の難易度が低めです。そのため、調査料金も比例してやや低めとなります。
反対に、調査対象が故意に失踪している場合は捜索が難しく、調査時間がかかる恐れがあるため探偵の調査力が求められます。
これ以外には、特殊な調査機材が必要な案件として、盗聴器の発見調査があります。この調査では部屋数や部屋の広さなど、調査範囲に応じて料金が決められます。場合によっては、調査機材が複数必要だったり、高性能な機材を使用する場合もあります。探偵事務所によって使用する機材が異なることも当然あり、探偵が扱う案件や調査方法は多岐にわたっています。
まとめ
探偵の業務は映画などでみる推理や知識を駆使して事件を解決するような華やかなもの、というより一言でいえば依頼者の相談を受けて、自分の足で地道にコツコツ調査を行う仕事です。しかし、探偵に求められる能力は一般人では深く知りえない特殊な技術や知識も多くあります。警察では対応してもらえない依頼でも調査してくれるため、探偵は困っている人に心強い存在です。












