アルファードでよくある故障と修理費用
この記事では主に10系、20系アルファードに起こるよくある故障について、大体の修理費用を含めて解説していきます。
・現在乗っているアルファードが故障して困っている方
・中古の20系アルファードを購入検討している方、中古車の注意点を知りたい方
などなど、ぜひ参考にしてくださいね!
※20系アルファードとは・・・平成20年式〜平成26年式までのことを言います。
※10系アルファードとは・・・平成14年式〜平成19年式までのことを言います。
※ここで紹介する修理費用はあくまで相場なので、各整備工場によって違いが出る可能性があるのでご了承ください。
【PR】車が故障したら迷わず買い換える!この一択です。
車の故障は走行に支障をもたらしますし、最悪の場合走行中に急に走行不可能になってしまうほどの重大な故障です。
車が故障して、修理をしようと思うとほとんどの場合、10万円以上の高額な費用が掛かります。車種によっては同等の中古車が買えてしまうことも・・・
こういう場合、買い換えるにしても大きなお金が出ていくので、判断に迷ってしまいますよね。
最初に結論から言うと、
車が故障したら迷わず買い換える!この一択です。
そういう時に便利なのが、車が故障しても高く買取してもらえる可能性があります
ですが難ありの車になるので、少しでも高く売るなら一括査定は必須ですよ↓
スライドアの故障
10系、20系共に見られるの故障がスライドドアの故障、不具合。
10系の場合、電動スライドドアを開けても完全に開ききらず、傾斜などの要因によってスライドドアが閉まってきてしまうというもので、これによってスライドドアに挟まれる事故が多発していたようです。
特に子供が挟まれる事故も起きているようなので注意が必要です。
原因はパワースライドドアの構造自体の欠陥で開く動作が不完全でスライドドア自体が開いた状態でロックされないことらしいです。
アルファードのスライドドアといったらかなり大きいですし、重たいものです。
このようなものが突然閉まってきて挟まった日には大けがをしてしまいます。
リコールは出ていませんが、年式の浅いものや、故障の内容によっては保証される場合もあるようです。
ただし経年劣化(10万キロ以上)によるスライドドアの故障はどうしようもないので、修理するか買い替えするかしかないでしょう。
20系アルファードの場合は、
・開閉するスイッチが起動せず、手動でしか開閉できなくなる。
・スライドドアからのコトコト、ミシミシ、カチャカチャ、コトン、カコン、ガガッ、バコンなどの異音
などの故障、不具合があるようです。
うまく開閉できない症状はモーターの不具合が原因である場合が多く、修理費用は1万円〜3万円前後。
ワイヤー交換で済めば、もっと安くなる。
異音の方は原因不明の場合が多くが、修理というより調整してもらうしかないようです。
※スライドドアからの異音は30系アルファードでもあるようです。
※実際にスライドドアが壊れた方↓
アルファードのパワースライドドア故障してこの状態??
— 新潟鐵道 (@zun1366) 2016年12月7日
10年目で初の故障だ? pic.twitter.com/YAPg0UbKyR
そういえばうちの車アルファードはんの片側のスライドドアが故障して開かないんだけど今日軽い気持ちで開けたら開いちゃって、閉めようと思ったら閉まらなくなりましたw自分の力じゃ閉められないしどうすれば…手動にしても自動にしてもビクとも…ぴーすけ早く帰ってきて…
— 八太郎 (@uuronk) 2017年10月25日
エンジンオイルが減りやすい
初代アルファード、2代目アルファードの2.4リッターエンジン搭載モデルには致命的な欠陥を備えたものがあります。
2AZ-FE型エンジンの中にはやたらとエンジンオイルの消費量が多いものがあり、それに気が付かないでいるとエンジンの焼き付きなどをお越し、最後はエンジンのオーバーホールやエンジン乗せ換えということになってしまいます。
こうなってしまうのはエンジンの作りが雑なためなのですが、すべてのものがこうなるわけではありません。
実は2AZ-FEエンジンには日本製のエンジンと中国製のエンジンがあります。
エンジンオイルの異常消費を起こすのは中国製のエンジンであって、日本製のエンジンでは何も起こりません。
設計は全く同じなのですが、補器類の付き方や高い精度が必要となるエンジン組み付けの部分で中国らしさが出てしまい、正しい形でエンジンが作られていないのです。
ひどい場合では新車1か月点検で対策品となるピストンやピストンリングなどの交換を含めたエンジンのオーバーホールを行わなければならない方もいたようです。
ただこれは、トヨタの周知のことということで保証期間を9年まで延長し、その期間内であれば無償で対策整備を行ってくれるそうですが、補償期間を過ぎたものは有償になります。
※参照→【トヨタ公式】2AZエンジンの保証修理、無料修理の詳細
エンジンのオーバーホールでもざっと見積もっても100万円コースですので、症状が出ている場合はすぐにディーラーに持ち込みましょう。
これもある意味、当たりはずれということになります。
ヴェルファイアとかアルファードは年式にもよりますが、エンジンのトラブルが多く、エンジンオイルが減ってしまう現象がよくあります??
— 飛翼(Hiyo)??@APEX垢 (@hiyo_626) August 27, 2020
最悪の場合、車両火災にも繋がりかねません??
大事に至らず、幸いでした????
まっすぐ走らない
これはアルファードだけでなく、兄弟車にヴェルファイアにも言えることなのですが、平らな道路を走っていても左に寄ってしまうというものです。
当初はどんな路面でも路側帯に側溝などがあり、わずかに傾斜しているからといわれていましたがその後のテストによってそうではないことがわかりました。
こうなる原因はボディの剛性不足、トヨタの車ですからこうなるものわかる気がしますが、広いキャビン空間に大きな両側スライドアに大きなリヤハッチを持つアルファードではボディを生産した時の状態に保つだけの剛性がなかったのです。
全てのモデルでこの症状が出るわけではなく、当たりはずれがあるようです。
この状況は根本的に直すことはできず、トヨタとしても何も対策を取っていません。
購入した方ができるといことといったら社外品のボディ剛性アップパーツをたくさん取り付けることだけです。
ハイブリッドシステムの故障
アルファードにはハイブリッドシステムを搭載したアルファード・ハイブリッドがありますが、先代モデルのアルファード・ハイブリッドにはいくつかのトラブル事例があります。
これはアルファード・ハイブリッドだけに限ったことではなく、THS-IIが搭載しているモデルすべてに言えることなのですが、ハイブリッドシステム内にある変電機器であるインバータが良く壊れるようです。
厄介なのは修理費用、インバータの故障となればそっくり交換することになるですが、その交換費用は50万円ぐらい、ハイブリッドバッテリーと同じくらいの費用が掛かってしまうので驚きです。
中に一度交換してもまた同じインバータのトラブルで立ち往生してしまうこともあるようで、まだまだハイブリッドシステムは信用できません。
※実際にハイブリッドシステムが壊れた方↓
アルファードハイブリッドの修理見積がきました。70万です。インバーターの故障です。これだからハイブリッドは…
— 藤林弘之 (@h_fujiba) 2013年2月6日
トヨタ、プリウスなど152万台リコール 国内過去最多 http://t.co/QI2ADZNL
— 大久保 淳一 (@tolapapy) 2012年11月14日
04年に買ったアルファードハイブリッド、インヴァータが3回故障した、これが原因か。
三回目の交換は有償で修理費用55万といわれ廃車とした。http://t.co/2H82PnIk
電装品の後付けによる故障
アルファードで自分で後からいろいろと電装品を付ける方からよく聞く話なのですが、12V電源をとる場所を間違えるともともとアルファードが持っていた機能を損ねる場合があるようです。
例えば、カーナビを付けたら、スライドドアはイグニッションオフでないと動かないとか、ハザードがつかないとか、警告灯がすべてついてしまうとかいろいろあるようです。
他の自動車で同じような形で後付けした時に正常に機能していたとしてもそれをアルファードで行うとこういったトラブルが出るようなのです。
こうなった時にディーラーに持ち込んでも「後付けしたパーツを取り外してください」といわれて簡単にあしらわれてしまいます。
これは故障とかトラブルではないのですが、こういった症状が出た場合は素直にその部品を取り外すしかないようです。
HIDヘッドライトの故障
アルファードにはモデルによってHIDヘッドライトが標準装備されていますが、そのHIDヘッドライトが点滅する様になったり、光量が大きく変化することがあるようです。
この症状の原因はHIDヘッドライトのバラストの故障です。
中国製の後付けHIDヘッドライトのバラストが壊れるということはよく聞きますが、純正のHIDヘッドライトのバラストが壊れるというのも珍しい話です。
しかし、現実的にそういった症状に見舞われている方もいるそうなので、間違いないでしょう。
この症状を直すにはバラスト交換しかありません。
純正品で片側5万円ぐらいとかなり高い部品代がかかってしまうことになるのですが、悲しいことにこういった部品のリビルト品や中古品はほとんど出回っていませんので、高い純正品を使うしかないようです
ステアリングコラム(ハンドル)から異音
この故障の症状はハンドルをきると、ゴトッやコトコト、カタカタなどの異音が発生し、場合によっては走行中ハンドルがブレて取られたり、引っ掛かるような違和感、または振動がでます。
主に、ステアリングコラムシャフトにガタが生じて発生する不具合。
交換となると、5万円〜10万円コースの高額な修理費用になるようです。
ちなみに、これは20系の持病と言える故障のようですね。
明日はアルファードさんのステアリング異音問題解決のために、車を近くのデーラーに持っていく。
— N @S660乗り (@UnitedStars96) July 10, 2019
ホワイトパールの塗装が剥げる
平成20年から平成27年式のアルファードの、ボディ色がホワイトパールクリスタルシャイン色の車輌に限って塗装が剥げるといった不具合が出ているようです。
これは、トヨタでも把握している不具合のようで、新車登録から10年以内であれば無料修理対応可能だそうです。
(2020年12月までまでは10年超過車も保証可能)
塗装剥げというと、経年劣化かな?と思って、不具合のイメージはありませんが剥がれてきたらディーラーに持ち込みましょう。
※参照→【トヨタ公式】アルファードなど ホワイトパール色の塗装修理ついて
アルファード屋根塗装剥がれ
— わさび味 (@9419suzuki) August 19, 2020
ネットで調べたらホワイトパールって剥がれるらしい、知らんかった。
あとディーラーで無償で修理してくれるのね。
20年12月末、今年中までは20系は全車対応だけど、知らずに来年気づいたら自前で修理せんとあかんのか。
リコールか通知くらいしてくれ。#アルファード pic.twitter.com/k3AhSX7fJY
高速道路を走ってたらアルファードの塗装が剥がれだした
— 猫まっしぐら (@gogoyuchan555) April 2, 2020
調べてみたらホワイトパールは剥がれやすいみたい
トヨタディーラーに問い合わせしたが剥がれたところを調べてみて保証するかを判断するとの事だった
なんかガッカリ
2度とトヨタのホワイトは買わない pic.twitter.com/fRMVobLwcu
平成20?25年くらいの車輌でパールホワイト塗装剥がれでお困りの方、保証が延長されております。https://t.co/2jcGM6xMJR
— 30z73 (@30z73) April 11, 2019
トヨタ公式サイトより
リコールではないのでハガキ等の案内は無し...
周りでお困りの方がいらっしゃいましたら是非伝えてあげて下さい。
アルファード、ハイエース等 pic.twitter.com/azAD9QaMmT
アルファードのその他の故障
アルファードのその他の故障についてSNS(ツイッター)で調べてみました。
セルモーターの故障
はろーもーにん!
— わたぬき。 (@watanuki_0401_) 2016年10月11日
なかのひとのアルファードがセルモーターの故障疑惑でレッカーされて行きました´Д`
普段から任意保険の確認とかちゃんとしとこうね!
あと10系アルファードはセルモーター死にやすいから気を付けてね! pic.twitter.com/1lwCBEInY1
ダイナモの故障
我が愛車もダイナモがやられてレッカーでディーラーに運んだ事があります。修理代は覚えてません。ダイナモは滅多に故障しないとレッカーの運ちゃんに言われました\(^_^)/ RT @sanemaro: 我が家のアルファード君、ダイナモがいかれたようだ(/ _ ; ) 修理代いくらかか
— 三羽四郎二郎 (@sampasj) 2012年3月16日
去年買ったアルファード、故障ばかり。
— 銀太郎 (@gintaro8486337) 2016年5月4日
10アルファードは買うときは注意。
今回は警告灯の点灯。
排気センサーと空気の流量センサーを交換した。
エアコンの故障
ウチのアルファードのエアコン故障
— Suzucolle (@Suzucolle) 2014年8月23日
(゚´ω`゚) pic.twitter.com/wVNbFMs8IO
オルタネータの故障
アルファードさん故障しちゃったじゃんよ!!
— YAS The LimitBreaker (@Niwa_gori) 2014年7月21日
ファンベルトだかオルタネーターベルトだか切れちゃったよ!
直さないと走らないよ!
直すよ!
くそっ!!!