【ハロウィンのコスプレ衣装】せんたく便コスプレパックでクリーニングしてみた

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以前はコスプレと言えば、一部のアニメ好き・ゲーム好きの人々が好きなキャラクターに扮して楽しむもの、という認識でしたが、ここ数年でコスプレ人口は急増しています。

東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンなどのハロウィーンイベントをきかっけに、コスプレを始めた人も多いでしょう。コスプレーヤーの皆さんはコスプレ衣装の洗濯やお手入れはどうしていますか？

\ せんたく便のコスプレパックがおすすめ /

我が家もご多分に漏れず、毎年ディズニー・ハロウィーンに参加しています。せっかくのディズニー、朝から夜まで一日中パーク楽しみます。コスプレ衣装を脱いだ後に気になるのは、お手入れ方法。長時間着ていると、どうしても汗染みや襟や袖の汚れが気になります。

今年の我が家のテーマは美女と野獣。娘が着ていたベルのドレスはポリエステル100％、洗濯タグを見ているとドライマーク＋セキユ系のマークがついているので、街のクリーニング屋さんでクリーニングが可能です。

問題なのが、夫が着たビースト王子の燕尾服です。おそらくジャケットはベロア風、パンツはポリエステルっぽいのですが、既製品なのに洗濯タグはついていません。ボタンや装飾品がボンドで接着されている箇所もあり、普通に洗濯をしたらすぐに取れてしまいそう。

自宅で洗濯するのは無理、一般のクリーニング店でも対応できないと判断し、ネットで調べたせんたく便コスプレパックを利用することに。

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せんたく便コスプレパックの集荷から到着までの流れ

王子様のコスプレ衣装なので、とっても装飾品が多いのです。ジャケット、ベスト、ブラウス、パンツ、スカーフの5点セットです。この5点を丸ごとクリーニングに出してみます。

申し込みは簡単。せんたく便コスプレパックの注文欄に必要事項を記入するとヤマト運輸さんが集荷に来てくれます。初めての注文だと、ヤマト運輸さんが回収用の箱を持参してくれます。その箱に衣装を詰めガムテープで封をするだけです。これで発送は完了です。後は仕上がりを待つのみです。

クリーニング申し込みから仕上がりまでは約3週間。受け取りの日付指定は可能です。指定日に大きな段ボールが届きました。

ジャケットからスカーフまで、すべてハンガーに吊るされています。ハンガーの位置が固定されているので、洋服がシワくちゃにならず、綺麗な状態で届きました。

洋服一点一点にビニールが掛けられています。ダンボール箱には次回から使える集荷バッグや利用ガイドなども入っていました。

コスプレクリーニングの仕上がりをチェック

コスプレ衣装には装飾品がたくさんついています。特にジャケットとスカーフに接着剤でくっつけてある装飾品が取れていないかどうかが、気になります。一つづつチェックしていきましょう。

ジャケットの前身頃の金色のボタンは接着剤で貼付けてあるだけです。ジャケット全体には金色のパイピングがされています。いろんな素材で作られているので仕上がりが心配でしたが、クリーニング後も問題なさそうです。

ボタンもしっかりくっついています。

クリーニング前の後身頃の様子。チェーンは接着剤で止まっているのですが、今にも取れそうな状態です。

ジャケットのチェーンはクリーニング後も無事でした。ジャケットについては何もトラブルなく、満足のいく仕上がりでした。

全体がキラキラした素材で作られたベスト。こちらのボタンは糸で留められています。クリーニング後も縮みや糸のほつれはありません。

クリーニング後のベストです。ボタンの破損や、糸のゆるみもありませんでした。

ポリエステルのような素材のブラウス。クリーニング前は襟元にうっすら汗染みがありましたが、クリーニング後は綺麗に落ちています。

ブラウスの袖には金色のフリルがついていますが、クリーニング後もフリルは潰れず、ふんわりとしています。

フリルとブローチが付いたスカーフです。綺麗にクリーニングされています。

このブローチも接着剤で留められていますが、ブローチの中央部分にしか接着剤がついておらず、グラグラしています。ブローチが外れるのでは、と心配をしていましたが、クリーニング後もしっかり接着されていました。

縦に金色の布地が縫い付けてあるパンツです。綺麗にプレスされて戻ってきましたが、よく見てみると、金色の布地の縫製が取れていました。

布地のほつれについてはせんたく便さんも気が付いていないようで、特にタグ等はついていませんでした。ただし、縫製の段階で縫い代が少なかったようで、仕方ないですね。後で補修してみます。

ズボンのほつれこそありましたが、それ以外は装飾品が取れることなく、綺麗にクリーニングされていました。せんたく便では、検品時に丸洗いできるものと丸洗いできないものと選別するそうです。丸洗いできないものについては、部分洗いやしみ抜きなどの処理が行われます。

今回、ジャケットやスカーフの装飾品に接着剤が使われていたので、せんたく便に問い合わせをしたところ、「そのような商品は部分洗いをしできる範囲で汚れを落とします」と返答がありました。

部分洗いで汗や皮脂汚れが綺麗に落ちるのか、少し心配でしたが、仕上がりを見ているとスッキリ綺麗になって戻ってきました。せんたく便にお願いして良かったです。ちなみに料金は、コスプレ衣装一式で5,980円(税別)です。今回我が家はスカーフを出しましたが、リボン、手袋、マント、ベルトなどのアイテムも5点までは追加料金なしでクリーニングしてもらえます。

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せんたく便コスプレパックの申込手順

スマホやパソコンから、せんたく便コスプレパックに申し込む手順を説明します。

「せんたく便・コスプレパック」で検索すると上記の画面が出てきます。せんたく便のコスプレパックはここから申し込みをします。

注意事項確認の上、「ご注文・クイックオーダー」ボタンをタップします。

住所氏名などの基本情報のほかに、集荷や配送の希望日などを入力します。

入力項目に間違いがないかチェックをします。

無事に入力ができたら、注文完了です。所要時間は約5分、とっても簡単です。指定日にヤマト運輸さんがダンボール持参で自宅まで引取りに来てくれるのを待つだけです。

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コスプレ衣装は洗濯機洗いや自宅で手洗い可能？

コスプレをする機会が多いと、自宅洗いができると便利ですよね。洗濯機のドライコースや手洗いで何とかならないかな？と考える人も多いでしょう。

コスプレ衣装と一口に言っても、ドンキホーテなどの量販店や通販で買える既製品と手作り品では対応が変わります。当然のことながら手作り品には素材の表記や洗濯タグがついていないので、どのように洗うか判断をするのは難しいですね。

手作りのコスプレ衣装を洗濯する際は、衣装を作る際に出たハギレで、水につけても縮まないか、色落ちしないか、など確認するといいでしょう。手作り品を購入した、知人に作ってもらってハギレがないなどの場合は、リスク覚悟で洗うか簡単な手入れにとどめておくか自己判断になります。

洗濯による失敗を避けたいなら、汚れが目立つ部分だけ水でぬらし固く絞った布でたたき拭きする程度にとどめておきましょう。匂いが気になる場合は衣料用除菌消臭スプレーをし、風通しの良い場所に干しておきましょう。

また既製品でも、価格の安い既製品のコスプレ衣装には洗濯表示がついていないことがあります。日常使いのTシャツやワイシャツなどと違い、コスプレ衣装は洗濯に対する耐久性は重視されていません。洗濯表示のない衣装を自宅で洗う場合は、手作り品と同様に自己責任で洗うことになります。

いきなり洗濯機で洗ったりせず、目立たない場所で部分洗いをし、洗濯に耐えられるか試してみましょう。シミがついている箇所については、水で濡らした布でたたく、麺棒の先に洗剤を薄めた液をつけてたたく、などの方法でしみ抜きをします。

既製品で洗濯タグがついているものについては、洗濯表示に従いましょう。

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コスプレ衣装はクリーニングが可能？料金はいくら？

洗濯のプロであるクリーニング店なら、コスプレ衣装を受け付けてくれるのか、気になります。特に洗濯表示のない衣装について、受付してくれるのか、料金はいくらなのか、調べてみました。

ポニークリーニングでは洗濯表示のない衣類は取扱い除外品となっています。宅配クリーニングのリネットも原則取り扱っていません。大手チェーン店のホワイト急便は、工場に回して判断するそうです。ただ、洗濯表示のないものについては取り扱いが難しく、万が一のことがあっても補償できないケースもあるので、その辺を了解の上お出しください、との回答でした。

白洋社に問い合わせをしたところ、衣類をお持ちいただけたら工場担当者が現物を見て総合的に判断しますが、場合によっては期待に添えないこともあります、との返事でした。気になる料金は、手洗い対応となる可能性があり、通常よりやや高いローヤル料金が適用される事になるでしょう、との回答でした。

うさちゃんクリーニングでも、特殊な衣類については工場で判断するとの返事でした。検品の結果、自社で洗えそうだと判断したできるものは洗い、自社で扱えないと判断したものについては専門の業者に外注するとのことでした。外注する場合は納期は1ヶ月程度、費用も現物を見てから計算をさせてもらう、とのことでした。

複数のクリーニング店に問い合わせをしてみましたが、洗濯表示のないコスプレ衣装については、受付で判断することは難しく工場に回してからの判断という返事でした。また、ほとんどのクリーニング店で、問題が起きた時に賠償に応じられない可能性があることを理解してほしい、と念押しされました。

このように、街のクリーニング店や一般的な宅配クリーニングでは、洗濯表示のないコスプレ衣装は敬遠されがちで、仕上がりについてはある程度の覚悟しないと出せないな、という印象でした。