マイナビ薬剤師の利用にあたり評判について気になっていませんか?
筆者はマイナビ薬剤師を利用して転職したことがあり、その経験から言うと非常に利用しやすくスムーズな転職活動ができるエージェントだと言えます。
当時の筆者は薬剤師1年目の新人でしたが、経験が浅い薬剤師にも今後しっかりとスキルを磨くことができる職場をいくつか紹介してもらいました。
薬剤師特化型の転職エージェントは国内に数多くありますが、その中でもマイナビ薬剤師は最大手です。
忙しい薬剤師の転職において薬剤師専用の転職エージェントの利用は必要不可欠となっており、その中でもマイナビ薬剤師は迷ったら登録をするべき薬剤師転職エージェントの1つだと言えます。
筆者はマイナビ薬剤師がサポートしてくれたお陰で、最短で劣悪な職場を抜け出し第二新卒として無事再スタートすることができました。
本記事では筆者の利用体験を交えながら、他の利用者の口コミや評判についても紹介していきます。
マイナビ薬剤師の転職サポートについても詳しく解説していますので、登録するとどんなメリットがあるのだろうと気になっている方はぜひ最後まで一読ください。
マイナビ薬剤師の口コミや評判から分かるメリットとは
マイナビ薬剤師は大手の薬剤師転職エージェントですが、利用してみて相性が良かった方やそうでなかった方もいるようです。
良い評判や悪い評判、筆者自身の利用した感想をまとめてみました。
マイナビ薬剤師の良い口コミは以下の3つがあります。
- 最大級の求人数を誇る大手転職エージェントなので情報収集もしやすい
- 手厚いサポートで知らない土地での転職活動も安心
- 連絡の対応も柔軟で相談しやすい
マイナビ薬剤師の悪い口コミは以下の3つがあります。
- 紹介料目当ての転職エージェントなのでは?
- 連絡がしつこい
- マイナビ薬剤師を出禁にしている企業もある
それぞれのメリット・デメリットについても順に紹介します。
良い評判1:最大級の求人数で最新の求人情報も収集できる
マイナビ薬剤師は求人数が多く、最新の求人まで情報収集できるという口コミがあります。
マイナビ薬剤師は国内最大手の転職エージェントであるため、登録するだけで求人の多くを網羅できるというメリットがあります。
良い評判2:他のエージェントと比べて安心して相談できる
マイナビ薬剤師は他のサービスよりも信用できるという口コミがあります。
転職エージェントの中には求職者によって対応を変える方や対応が悪い方もいますがそのような噂を見かけませんでした。
マイナビ薬剤師は真摯に対応してくれるため安心して相談できるというメリットがあります。
良い評判3:忙しい薬剤師に柔軟な対応で連絡してくれる
マイナビ薬剤師は業務が忙しい薬剤師への連絡も柔軟に対応してくれます。
筆者が転職で利用した当時、職場で空き時間の確保ができずに担当者との連絡が取りづらい状況でした。
ですがマイナビ薬剤師の担当コンサルタントは21時近くでも電話対応をしてくれることもあり、忙しい薬剤師にとって非常に重宝できるサービスだと感じました。
先の口コミにもありましたが、マイナビ薬剤師は対応も非常に丁寧で転職についての心配事や不安な点もしっかりと聞いてもらえるので気軽に相談することができます。
マイアナビ薬剤師では忙しい中での転職活動もスムーズに進むというメリットがあります。
悪い評判1:転職先からの紹介料をもらうことだけを目的としたサービス?
マイナビ薬剤師の悪い評判に紹介料が目的のサービスではないか、という口コミがあります。
マイナビ薬剤師だけに限りませんが、転職エージェントは求職者が内定を獲得してはじめて採用した機関から紹介手数料を受け取るため、中には適正のない求人を紹介する担当者や、強引に転職をすすめる者もいます。
意図しない転職先を紹介されるというデメリットもあるため、転職エージェントを利用する場合は担当者の対応と紹介求人の内容をよく見極めるということが必要となります。
悪い評判2:電話に出られない時間帯で連絡がくる
マイナビ薬剤師の悪い評判に勤務時間に電話の連絡が何度もあったという評判があります。
口コミの中には日中の時間帯で5回ほど着信があったようです。
マイナビ薬剤師では登録後、初めて担当者から連絡がある際に不定期な時間帯で電話がかかってきます。
初回のみ希望しない時間帯で電話がかかってくるというデメリットはありますが、電話が繋がれば都合の良い時間帯や希望の連絡手段を伝えることができるため、一度担当者と話すことで解決できるといえるでしょう。
悪い評判3:マイナビ薬剤師を出禁にしている企業もある
企業や医療機関の中にはマイナビ薬剤師を出禁にしているところがある、という口コミがあります。
これは筆者が他の薬剤師転職エージェントから秘密に聞いた話ですが、過去に何らかのトラブルがあり、マイナビ薬剤師が出禁にされている企業が結構あるということを耳にしました。
これは求職している薬剤師にとっては、紹介してもらえる企業の数が減ってしまう事態となるため、デメリットとして挙げられます。
ですが薬剤師転職エージェントの中では圧倒的な求人数を誇るマイナビ薬剤師のため、それ以外の求人情報の多さでカバーできる問題でもあると言えるでしょう。
希望の職場がマイナビ薬剤師で求人募集をしていない際には、ほかの薬剤師特化型転職エージェントを使うことも検討してみてください。
筆者のおすすめはファルマスタッフと薬キャリエージェントです。
登録しないと応募できない非公開求人もあるため、2つのサービスをマイナビ薬剤師と併用することで求人情報を効率的に集めることができます。
マイナビ薬剤師の利用はこんな人におすすめ
筆者が考えるマイナビ薬剤師がおすすめな人は以下となります。
- 業界トップクラスの求人数で病院や企業の求人を探したい人
- マイナビ薬剤師の独占求人を知りたい人
- 国が認める職業紹介優良事業者で安心して転職したい人
筆者は転職で迷ったら薬剤師はとりあえずマイナビ薬剤師を利用するべきと考えていますが、他の薬剤師転職エージェントとの比較軸にもなりますので、ぜひ参考にしてください。
業界トップクラスの求人数で病院や企業の求人を探したい人
マイナビ薬剤師の求人数は、薬剤師転職エージェントの中でもトップクラスです。
幅広い業種の薬剤師転職に対応できるため、薬局だけでなく、病院やクリニック、企業、研究職の求人を多く探したいという方におすすめです。
有利に転職活動を行うためには、より多くの求人を取り扱っている転職エージェントを利用することが重要です。
最大手の薬剤師転職エージェントの1つであるマイナビ薬剤師を上手に利用して希望の転職先を見つけましょう。
マイナビ薬剤師の独占求人を知りたい人
企業の中には、マイナビ薬剤師経由でしか紹介されない独占求人で募集を行っているところもあります。
筆者も過去にマイナビ薬剤師を利用した際に、独占求人をいくつか紹介してもらったことがあります。
当時の担当コンサルタント曰く、独占求人は今後も更に増えていくとのことでした。
より良い転職先を探すために薬剤師の独占求人に注目しておくのも重要なポイントだと言えます。
薬剤師の独占求人を知りたいという方にマイナビ薬剤師は非常におすすめです。
国が認める職業紹介優良事業者で安心して転職したい人
マイナビ薬剤師は、国内で1万以上ある職業紹介業者の中でも、数少ない職業紹介優良事業者の1つです。
職業紹介優良事業者とは、厚生労働省から委託された優良な職業紹介事業者であることを示します。
参考:認定事業者一覧|厚生労働省委託事業 職業紹介優良事業者認定制度
厳しい審査項目をクリアした認定事業者は、現時点で35社です。(※2022年3月31日現在)
上記のような認定や信頼感がある転職エージェントを利用することは、ブラックな職場への転職など最悪の事態を避けることに繋がります。
マイナビ薬剤師は国が認める職業紹介優良事業者のため、安心して転職活動を勧めたい方におすすめです。
マイナビ薬剤師は無料で利用できるの?サービスの特徴とは
マイナビ薬剤師の転職サポートは全て無料で受けることができます。
こちらからはお金を払うということは一切ありません。
登録自体も完全無料のため、気軽に登録して求人情報を得ることができます。
また薬剤師を辞めたい、転職するか悩んでいるという転職検討段階の方でも利用できます。
面談に行くときの交通費などは自分で負担する必要がありますが、サービスの利用は完全無料です。
サービスの特徴については以下の3つがあります。
- 全国15拠点で県外への転職にも対応
- 電話面談やWebセミナーがあり初めての転職や地方でも安心
- スピーディかつ丁寧な応募書類の添削
それぞれについて解説します。
全国15拠点で県外への転職にも対応
マイナビ薬剤師は全国に15か所に拠点があります。
幅広いエリアで対応しているため、県外に転職する際でも安心して利用することができます。
筆者も県を跨いだ転職を経験していますが、マイナビ薬剤師のサポートの下で、求人数の心配も全く感じず転職活動を行うことができました。
一方でサービスによっては取り扱い求人が関東のみ一部の地域のみということも多くあります
一部のサポートエリアに限定している転職エージェントに相談しても、
「希望の勤務地の求人がなかなか見つからない!」という事態に陥る可能性が高いです。
マイナビ薬剤師は全国15会場拠点を構えるため、非常に安心です。
会場名 | 住所 |
---|---|
東京会場 | 東京都新宿区新宿四丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー 24F |
さいたま会場 | 埼玉県さいたま市大宮区 桜木町一丁目7番5号 ソニックシティビル 22F |
千葉会場 | 千葉県千葉市中央区新町1000番地 センシティビルディング 14F |
横浜会場 | 神奈川県横浜市西区 南幸一丁目1番1号 JR横浜タワー18階 |
札幌会場 | 北海道札幌市中央区北二条西三丁目1番地20号 札幌フコク生命越山ビル 9F |
仙台会場 | 宮城県仙台市青葉区中央一丁目6番35号 東京建物仙台ビル 8F |
名古屋会場 | 愛知県名古屋市中村区名駅四丁目7番1号 ミッドランド スクエア 9F |
石川会場 | 石川県金沢市広岡三丁目1番1号 金沢パークビル 11F |
大阪会場 | 大阪府大阪市北区大深町4番20号 グランフロント大阪 タワーA 30F |
大阪会場 | 京都府京都市下京区四条通り烏丸東入長刀鉾町10 京都ダイヤビル 7F |
京都会場 | 兵庫県神戸市中央区 御幸通七丁目1番15号三宮ビル南館 9F |
神戸会場 | 岡山県岡山市北区中山下1丁目8番45号 NTTクレド岡山ビル16F |
岡山会場 | 広島県広島市中区八丁堀3番33号 広島ビジネスタワー 13F |
福岡会場 | 福岡県福岡市博多区博多駅 中央街8番1号JRJP博多ビル 7F |
鹿児島会場 | 鹿児島県鹿児島市中央町18-1 南国センタービル 3F |
ちなみに、マイナビ薬剤師の東京会場は最近移転しました。
新宿駅から近くでアクセスが良く、非常にキレイなオフィスなので、気持ちよく転職相談ができそうです。
電話面談やWebセミナーがあり初めての転職や地方でも安心
遠方にお住まいの方や時間がどうしても確保できない、という場合は電話面談で対応してくれます。
最近はWeb面談も行っているので、空いた時間を利用して転職活動を進めるということもできます。
また、転職活動を有利に進めるためのWebセミナー動画の公開もあるため、有益な転職活動のサポートを受けることができます。
仕事やスケジュールの都合で、面談での転職相談が難しいという方でも電話やメール、Web面談で相談ができるため安心です。
マイナビ薬剤師の対応時間は基本的に平日の日中が中心となり、土日祝は基本的に対応していませんが、筆者が利用した際には平日の21時でも対応してくれたことがありました。
幅広い対応時間のため、仕事終わりが遅めで休みが土日の薬剤師の方でも、安心して利用することができます。
スピーディかつ丁寧な応募書類の添削
筆者もマイナビ薬剤師に書類添削や面接対策でしっかりとサポートしてもらいました。
多忙なスケジュールの中で転職活動をしていましたが、作成した履歴書や職務経歴書の添削はスピーディかつ丁寧に見てくれて非常に有難かったです。
また、前日の夜遅くにも関わらず、丁寧に対応してくれた点も良かったです。
面接対策の内容は企業の方針や採用担当者の人柄を踏まえて、
「どのように面接でアピールしていくか」について対策していきます
過去の傾向から面接で聞かれやすい質問についても教えてくれます。
担当コンサルタントから「面接で○○と聞かれたら、どうお答えしますか?」と質問があり、こちらが回答する形式で模擬面接をしていきます。
受け答えに対して「その答えでも十分ですが、△△という回答をするとより先方様にも良い印象を持ってもらえますよ!」というアドバイスももらいました。
もし回答が思いつかなくても、一緒に考えてくれるため非常に心強かったです。
筆者は面接が大の苦手なので、このような面接での質問に対して手厚く対策をしてもらえたのは非常に有効でした。
本番を意識した面接対策のため、面接当日も大きく動揺することなく回答することが出来ました。
複数の転職サイト利用が転職成功のコツ!併用したい2つのサービスとは
より良い転職をするためには、複数の転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職活動はより多くの求人や情報を得て、客観的に判断、比較できることが最重要となります。
最近では1つの転職エージェントだけの独占求人や、反対にその転職エージェントが出禁なっている企業の求人というのも少なくありません。
そのため、複数の転職エージェントを利用することが、より良い情報収集に繋がります。
どんなに最大級の転職エージェントだったとしても、1社だけに専念せずに複数の転職エージェントを利用しましょう。
たまに面接スケジュールの調整の面を考慮してか「弊社に専念してください!」と言う転職エージェントもいますが、無視して大丈夫です。
面接の予定が被るなどの問題以外、支障はありません。
筆者もマイナビ薬剤師の他に2社ほど転職エージェントを利用していました。
同じ求人でも、各転職エージェントが得ている企業の情報が異なる場合も多いため、客観的に求人データの比較をすることができました。
また、転職エージェントにも業種や地域によっては強みや弱みの差が出てくるので、やはり複数の転職エージェントを利用した方が無難です。
マイナビ薬剤師利用時に、筆者が併用していた他の転職エージェントは「薬キャリエージェント」「ファルマスタッフ」の2つです。
この2つの転職エージェントは、マイナビ薬剤師に負けず劣らずの求人数の規模で、なおかつ派遣求人も取り扱っていることもあり、情報収集には適しているので併用していました。
ファルマスタッフ
ファルマスタッフは、大手調剤薬局の日本調剤が母体の薬剤師転職エージェントなので、調剤薬局の求人に強みがあります。
コロナ禍でかなり求人は減りましたが、派遣求人も扱っています。
公開求人数は48,000件以上(2021年10月時点)で、全国に12ヵ所の拠点があるので幅広いエリアの転職のサポートが期待できます。
また、マイナビ薬剤師同様に、厚生労働省認可の職業紹介優良事業者の1つですので、安心して利用できる転職エージェントです。
相談の方法は主にメールや電話、面談です。
筆者も調剤薬局の転職において、ファルマスタッフには大変お世話になりました。
面談もこちらの負担を考慮してくれてか、転職予定のエリア担当の方がわざわざ筆者の住んでいた地域の近くにまで来てくれたり、書類添削から面接対策のサポートも丁寧かつ迅速に対応してくれたりと手厚い転職サポートを受けることができました。
また、マイナビ薬剤師が新型感染症の影響でやっていなかった面接同行もしてくれましたので、面接での安心感はマイナビ薬剤師以上だといえます。
調剤薬局での転職を考えている薬剤師には、ファルマスタッフの併用を強くおすすめします。
薬キャリエージェント
薬キャリエージェントは医療情報サイト「m3.com」を運営している会社が母体の転職エージェントで、求人は病院や薬局含めて全体的に豊富です。
公開求人数は約18,000件ですが、登録しないと見ることができない非公開求人も多く保有しています。
他の転職エージェントと比較して「迅速さ」が優れていて、最短即日で最大10件ほどの求人を紹介してもらえます。
求人情報の迅速さや豊富さに優れているので、転職を意識し始めた薬剤師には、情報収集の面でもまず登録を勧めたい転職エージェントの1つです。
筆者も転職を考えた際に一番先に薬キャリに登録して、希望の転職エリアの求人状況をチェックしていました。
求人情報のメールマガジンが送られてくる頻度も高いため、素早く求人状況についての情報が得られるのは、非常に役に立ちました。
こちらの転職エージェントも派遣求人を扱っていますので、派遣薬剤師を希望されている薬剤師は、ファルマスタッフと併せて派遣求人チェックをしていることが多いです。
マイナビ薬剤師は総求人数が多く、幅広い業種の転職にも強みがあるため、まず登録をして損はない薬剤師転職エージェントの1つです。
マイナビ薬剤師の利用の流れ
「マイナビ薬剤師を利用してみたいけど、実際どんな風に転職活動が進むのかがわからない」
という方に向けて、筆者のマイナビ薬剤師利用体験を交えて転職サポートの流れを紹介していきます。
STEP1:転職サポートの申込
まずはマイナビ薬剤師のサイトから登録をします。
名前や連絡先、希望の転職時期、業種、職業を入力して登録後に電話が来ます。
この電話ですが平日の利用だと登録直後にかかってくるため少しビックリします。
もし都合が悪くて電話に出られない場合でも、登録したメールアドレス宛に
「電話できそうなご都合の良い日時ありますか?」という内容のメールが送られてきますので安心してください。
後で時間があるときにお話しすることができますが、どうしても電話が難しい方はメールでの相談も可能です。
この電話で転職時期やエリア、転職への温度感などをヒアリングしてくれます。
もし求人の情報収集のためだけに登録した方でもその旨を伝えれば、その後しつこく連絡してくることもありません。
転職時期などの希望がある程度決まっている場合は、面談のヒアリングに進みます。
STEP2:面談・キャリアカウンセリング
希望の転職時期にもよりますが、登録後は面談でのキャリアカウンセリングでこちらの転職への希望条件などを聞いてくれます。
希望する転職先のエリアが決まっている場合は、原則そのエリアのオフィスまで行くことになりますが、実際に難しい方の為にWebでの相談も対応しています
また、担当コンサルタントによっては、こちらの住んでいる地域まで来てくれることがあります。
STEP3:求人の紹介
事前の電話でのヒアリングや面談での内容から、担当コンサルタントが希望に沿った求人をいくつか紹介してくれます。
紹介された求人の基本的な情報だけでなく、実際の月の残業時間や有休消化率、職場の雰囲気などについても教えてくれます。
求人票に記載されている情報以外の情報も得ることができるのは嬉しい点でした。
STEP4:求人応募
紹介された求人の中で気に入った求人があれば、担当コンサルタント経由で書類選考に出してもらいます。
この書類選考の時点では、プロフィールは匿名です。
経歴や運転免許などの有無についての情報のみを企業に送ってもらいます。
書類選考が通れば面接に進みます。
STEP5:面接
書類選考を通過した企業と日程のすり合わせが済んだら、いよいよ面接です。
面接の日程が決まったら、履歴書と職務経歴書の内容を担当コンサルタントに添削をしてもらいます。
初めて書類を作る方などに向けて雛形を送ってもらえるので、作成もスムーズです。
また、面接対策も直前まで必ずしてくれます。
過去にその企業での面接で聞かれた質問や、採用担当の人柄なども事前に教えてもらえるので、面接にも安心して挑むことができます。
面接同行に関しては、以前まで担当コンサルタントが面接の場に同行していたようですが、新型感染症への配慮からか、最近はほとんど行っていないようです。
そのため、面接会場には自分1人で行くことになります。
新型感染症の影響とは言え、同行がなくなったのは少し残念なポイントです。
面接後は担当コンサルタントから面接の感想や、面接で聞きそびれてしまったことはなかったかをアンケート形式で聞かれます。
もし、ここで企業へ聞きそびれてしまった質問や、気になった点などがあれば、自分の代わりに担当コンサルタントが企業に聞いてくれるので安心です。
STEP6:内定後の年収交渉・入社日調整
面接した企業から内定が決まったら、内定承諾の前に改めて契約条件の確認をします。
もし、希望した契約条件や、年収、入社時期で相違があった場合などは担当コンサルタントが代わりに企業と交渉を行ってくれます。
場合によっては併願している企業のことも考慮して、内定の返事の期限についても交渉してくれます。
筆者も過去にマイナビ薬剤師にお世話になった際に、入社時期について代わりに交渉をしてもらえたことがありました。
このように入社前の条件については企業に対して言いづらいこともあるので、自分の代わりに交渉をしてもらえたというのは良い点だと言えます。
提示された条件に問題がなければ、担当コンサルタント経由で内定承諾の旨を企業側に伝えて、ひとまず転職活動は終了となります。
コラム:マイナビ薬剤師の退会方法
「マイナビ薬剤師に一度登録してしまうと、退会できないのでは?」
と思う方がいるようですが、ちゃんと退会することはできます。
Web上からは退会の手続きをすることはできないのですが、サイトの問い合わせフォームや電話、メールなどで退会の旨を伝えれば退会することができます。
ただし、マイナビ薬剤師経由での書類選考の最中である場合や、面接の予定や内定がある場合は勿論すぐには退会できません
その点は注意してください。
マイナビ薬剤師を退会したい方には様々な理由がありますが、
「マイナビ薬剤師経由で転職先が決まって、転職活動が終わったから退会しようかな」という方は、退会はもう少し先にすることををおすすめします。
マイナビ薬剤師は転職活動のサポートだけでなく、入社後のフォローや相談も行ってくれるからです。
筆者も転職後の1ヵ月ぐらいにマイナビ薬剤師から、
「その後いかがですか?何か不安な点はないですか?気になることがあれば遠慮なく相談してくださいね」という内容のメールが届きます。
新しい職場に馴染むまではなかなか心細いこともあり、転職後もお世話になった転職エージェントに相談ができるというのは強い安心感があります。
万が一、転職先でのトラブルや契約していた条件との相違があれば、マイナビ薬剤師が間に入ってくれる場合もあるので、転職先が決まった後でもすぐに退会はしないほうがいいです。
転職活動を一旦やめる方の場合は、担当コンサルタントにその旨を伝えれば問題ありません。
しばらくは転職の予定がなくなったという場合は、その旨をきちんと伝えておくと一切メールや電話なども来なくなります。
「転職活動自体は一旦やめるけれど、求人の情報は知っておきたい!」という方でも大丈夫です。
担当コンサルタントに転職への温度感を伝えておけば、
「求人の情報だけメールでお送りしますね。何か状況やお気持ちが変わりましたらいつでもご相談下さい!」という対応してくれます。
頻繁に電話がかかってくることもありません。
ちなみに、メールマガジンを停止したいという方は、マイナビ薬剤師の問い合わせフォーム経由で配信停止することもできます。
まとめ
マイナビ薬剤師は転職活動に役立つ独自のWebセミナー開催や、しっかりとした面接対策を行っているので、新型感染症の影響で厳しい薬剤師転職事情においても、心強い転職活動のサポートが期待できます。
より良い転職活動の為にはマイナビ薬剤師の利用だけでなく、複数の転職エージェントを併用して情報を集めることが重要となります。
新型感染症の影響を受けて更に厳しくなっていく薬剤師の転職ですが、薬剤師転職エージェントを上手に活用して転職を成功させましょう。
薬剤師の転職事情はこれまで、履歴書や面接に力を入れずともどこかで必ず内定がもらえるという温度感でした。
ですが、最近ではある程度キャリアを積んだ薬剤師でも内定がとれないというケースも少なくはありません。
そのため、書類や面接が以前よりも重要視されるようになりました。
この背景には派遣薬剤師の求人が激減し、今まで派遣薬剤師をされていた方が正社員の雇用を考えて動くようになったことも要因の1つだと考えます。
面接の内容などはエージェントに確認することで事前に教えてもらえることもあります。
賢く頼り、納得のいく転職ができるように進めましょう。